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2009年5月30日(土曜日) 08:12 |
相関係数の値はどのように資産配分に活かせばよいのでしょうか?
相関係数の数値は次のようになっています。これは「内藤忍の資産設計塾」から 引用したものです。(1985年~2003)
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日本株式 |
日本債券 |
外国株式 |
外国債券 |
短期金利 |
| 日本株式 |
1.000 |
-0.534 |
-0.436 |
-0.628 |
-0.419 |
| 日本債券 |
-0.534 |
1.000 |
0.853 |
0.905 |
0.909 |
| 外国株式 |
-0.439 |
0.853 |
1.000 |
0.823 |
0.697 |
| 外国債券 |
-0.628 |
0.905 |
0.823 |
1.000 |
0.746 |
| 短期金利 |
-0.419 |
0.909 |
0.697 |
0.746 |
1.000 |
相関係数の値が正の数の場合はその2つの資産は同じような動きをします。例え ば日本債券と外国債券の相関係数は0.905なので正の数です。この場合は日 本債券の値が上がると外国債券の値も上がる可能性が高く、逆に日本債券の値が 下がると外国債券の値も下がる可能性が高いのです。
逆に相関係数の値がマイナスの場合は2つの資産は反対の動きをします。例えば 日本株式と日本債券の相関係数は-0.534となっていますので負の数です。 この場合日本株式の値が上がると日本債券の値が下がる可能性が高く、逆に日本 株式の値が下がると日本債券の値が上がる可能性が高いのです。
もちろんこれは可能性の問題です。相関係数が正の数だからといって必ず同じよ うな動きをするとは限りませんし、相関係数が負の数だからといって反対の動き をするとは限りません。あくまでも過去のデータから判断したに過ぎないのです。
資産配分(アセットアロケーション)を決定するときにはこの相関係数がプラス マイナスバランス良く分配されている必要があります。もし相関係数がプラスの 資産ばかりを集めてしまうと、1つの資産グループの値が下がってしまったとき に全ての資産グループの値が下がってしまうからです。
資産運用を行うときには分散投資をしてリスクを避けなければいけません。つま り1つの資産グループが下がったときには他のグループ資産の値が上がっていな ければいけないのです。そのためにも相関係数が負のグループをいくつか組み込 んでおく必要があります。
バランスファンドはこの4つのグループ(日本株式、日本債券、外国株式、外国 債券)をバランス良く含んでいます。そして上手く相関係数がプラスマイナス両 方含まれるようにしてあるのです。
ではこの4つの資産グループはそれぞれどれくらいの割合で含まれていればよい のでしょうか?それを決定するときに使用するのが期待リターンというものです。 次はこの期待リターンを説明します。
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