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2009年12月10日(木曜日) 07:57 |
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『敗者のゲーム』に複利の効果を表す面白いエピソードが載っています。
その話はある軍人が戦いで大活躍をし、王様から褒美をもらうことから始まりま す。王様は「褒美は何が良い?」「どれくらい欲しい?」ということをたずねま す。すると軍人は遠慮深く次のように言いました。
「チェッカー盤(縦横八マス)の一マスに小麦一粒、次のマスに二粒、第三のマ スに四粒、次は八粒と順番にマスを埋めてください」(『敗者のゲーム』p193)
これが複利の考え方です。どんなものでも64回倍増させればすごい量になりま す。しかし王様は複利の効果を知らなかったので、快く了解してしまいました。 しかし最後のマス(第64マス目)になるころにはもう帝国全体の富をはるかに 超えていたのです。
複利の効果では最初のほうはすごく少ない量に思えます。この例でも最初のほう のマスは一粒、二粒、四粒などごくごく少ない量のように思えるのです。しかし これが最後のほうのマスになるとすごく大きな量になります。
これは投資の場合も同じです。年率5%のリターンなんて短期間で見ればめちゃ くちゃ少ないように思えます。しかし1万円を年率5%で30年間運用したとし ましょう。すると
1万円×(1.05)30=43219円
のように4倍以上になるのです。これがまさしく複利の効果なのです。多くの人 は複利の効果をバカにします。しかしこの軍人と王様の物語で考えれば、私たち が軍人で、バカにしている人たちが王様なのです。
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